「飲めないから居酒屋は気まずいかも…」——そんな心配、実は要りません。いまはノンアル前提でも楽しめる店・過ごし方がたくさんある。大事なのは“お酒中心の場”に合わせることじゃなく、二人が笑って帰れる流れを用意すること。今日のガイドは、店選びから会話・支払い・次の約束まで、現場でそのまま使えるコツをぎゅっとまとめました。
結論:飲めなくても盛り上がる“3原則”
原則はシンプル。①店で勝つ(ノンアル充実)②テンポで勝つ(間を切らさない)③話題で勝つ(体験に寄せる)。お酒を“飲めるか/飲めないか”の勝負にしない。場づくりで先手を取れば、むしろ印象は上振れします。
- ドリンクは“写真映え系ノンアル”がある店をピック
- 最初の一杯は自分から即オーダーでテンポを作る
- 話題の起点を3つ用意(店・メニュー・相手の近況)
店選び:ノンアルが強い居酒屋の見つけ方
検索ワードに「ノンアル」「モクテル」「自家製シロップ」を足すだけで候補がガラッと変わる。レビューの写真で“色のついたグラス”が多い店は、メニュー開発に力を入れているサイン。座席は半個室orカウンターL字だと距離感が作りやすい。
最初の一杯&注文の流れテンプレ
もたつくと“気まずさ”になるので、入店直後が肝心。開口一番に自分からノンアルを即オーダーしてテンポを作るのがコツ。
はじめの一言:
「私ノンアル派なんだけど、ここモクテル評判いいみたい。
最初は『柚子ジンジャー』いってみるね。おすすめある?」
- 乾杯を即決:各自好きな一杯でOKを先に宣言
- 軽め×2で助走:サラダ+前菜で喉を潤す
- 主役を一緒に選ぶ:焼き・出汁・炙り系を相談して決定
会話の運び方:味→体験→相手へスライド
“飲む”ではなく“味わう”を共通体験にする。味の感想→似た記憶→相手のストーリーへ、の順にスライドすると自然に深まります。
流れ例:
「この出汁、ほっとする味」→「家で作る時は何派?」→
「得意料理ってある?それ作るようになったきっかけは?」
相性表:ノンアル×つまみ早見表(保存版)
迷ったら相性で決める。色と香りで“合わせ勝ち”を狙おう。
ノンアル | 合うつまみ | ハズレにくい理由 |
---|---|---|
柑橘モクテル | 白身刺し・塩焼き鳥 | 酸味が脂を切って香りが立つ |
ジンジャー系 | 揚げ出し・唐揚げ(塩) | 生姜の辛味でコクを引き締め |
烏龍・ほうじ茶 | 出汁巻き・炙り〆鯖 | ロースト香が旨みを後押し |
ベリーソーダ | クリームチーズ×蜂蜜 | 甘酸っぱさで塩味を包む |
ノンアルビール | ポテサラ・アジフライ | 苦味が揚げ油と好相性 |
勧められた時の“やわらか断り方”
角を立てずに断るコツは、事実+感謝+代替提案の三点セット。理由は短く、温度はやわらかく。
テンプレ:
「体質で弱くてね。でも一緒に乾杯はしたいから、ノンアルで!
それとこの炙り、シェアしない?」
支払い~帰り道:次デートに繋げる導線
“楽だった”と思ってもらえたら勝ち。会計前に次の軽い約束フックを仕込んでおくとスムーズです。
- 会計待ちで一言:「次は甘い系のお店、行ってみたい」
- 帰り道:「今日ので味の好みわかった、次は●●どう?」
- 解散直前:「写真映えモクテルの店、候補あと2つある」
まとめ:主役は“お酒”じゃなく“二人”
飲める・飲めないは相性じゃありません。場づくりと会話運びが整えば、居酒屋は安心して距離を縮められるデートスポットに変わる。店で勝つ・テンポで勝つ・話題で勝つ——この3つだけ覚えておけば十分です。
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